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大阪市立小学校における個人情報を含むUSBメモリーの紛失について
[2013年12月5日]
大阪市立小学校の30歳代の教員が、禁じられているにもかかわらず私物のUSBメモリーに個人情報を入れて使用し、平成25年11月15日(金曜日)以降、紛失していたことが判明しました。
不注意により個人情報の紛失事案が発生したことにつきまして、深く反省し、再発防止に努めますとともに、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、市民の皆様の信頼を損ねることになったことに対しまして、深くお詫び申しあげます。
1.概要と事実経過
紛失したUSBメモリー2本は、平成25年11月15日(金曜日)午後6時頃に当該教員が職員室のパソコンで使用し、このうち1本は、この後22日(金曜日)にもパソコン教室で使用しました。同日、当該教員は私物のUSBメモリー5本を巾着袋に入れた状態で自宅に持ち帰りましたが、巾着袋を開けることはなく、25日(月曜日)にそのままの状態で学校に持参しました。同日の放課後、個人情報の入った2本が無いことに気づき、その後28日(木曜日)夕刻まで机の他校内を捜索しましたが見つからなかったため、校長に報告しました。報告を受けた校長は、29日(金曜日)に全教職員に事実経過を説明し、USBメモリーを探すように指示をするとともに、教職員全体に個人情報やUSBメモリーの管理について指導をしました。その後も全教職員で校内を捜索しましたが現在のところUSBメモリーは発見されておりません。
当該教員は12月4日(水曜日)に警察署に遺失物の届けを提出しました。
当該学級の保護者に対しては、12月4日(水曜日)に家庭訪問を実施し説明と謝罪をしたところですが、今後、全保護者に向けた説明会を開催し、個人情報の管理に対する認識の甘さ及び適正な管理が徹底できていなかったことへの反省と、校内規定の徹底を図り個人情報の管理を厳重に行うことを改めて伝えてまいります。
2.紛失した私物のUSBメモリーに含まれる個人情報
○学級の児童名と1学期の所見(24名分)
○学級の児童名一覧表(24名分)
○児童会行事や遠足の際に撮影した学級児童の写真
3.紛失したUSBメモリーのセキュリティの状況
・全てのデータにはパスワードを設定していませんでした。
4.再発防止について
教育委員会といたしましては、これまでも各校に対して個人情報の管理の徹底を指導していたにもかかわらず、このような事案を起こしたことについて深く受け止めております。
当該校に対しては、個人情報に関する管理の徹底と点検をさらに指導してまいります。
また、各校に対しても、「個人情報の含まれるUSBメモリーの取り扱いについて」再度周知徹底を図り、個人情報の管理の徹底と更なる意識の向上について指導し、学校教育に携わる公務員としての職責について自覚を促し、再発防止に努めてまいります。
情報ソース
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kyoiku/0000245786.html
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