自分の個人情報が漏えい・流出被害の対象でないことを確認するためのサイトです。 ISO27001(情報セキュリティISMS)、JISQ15001(プライバシーマーク)取得企業は、他の企業の対応事例を参考にして下さい。 自らの非を認め、公表してくれる企業は、信頼できる企業ということがいえます。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
西成区役所保健福祉課(福祉担当)における障がい福祉サービスに関する支給決定関係書類の誤廃棄について
[2013年12月12日]
問合せ先:西成区役所保健福祉課(福祉担当)(06-6659-9853)
平成25年12月12日 14時発表
大阪市西成区役所保健福祉課(福祉担当)において、7件の「介護給付費等支給申請書【障がい程度区分認定手続兼用】」をはじめとする障がい福祉サービスに関する支給決定関係書類(以下「申請書等」という)を、誤ってシュレッダーし廃棄するという不適切な事務処理を行っていることが判明しました。このような事案が発生したことにより関係者の皆様にはご迷惑をおかけし、市民の皆様の信頼を損なうことになりましたことを深く反省いたしますとともに、お詫び申しあげます。
1 経過と概要
(1)申請書の性質
大阪市では、障がいのある方が自立した日常生活または社会生活を営むために、必要な障がい福祉サービスにかかる給付を行っています。今回誤廃棄した申請書等は、サービスを利用するための支給決定と障がい程度区分の認定を受けるための申請書とその関係書類です。
(2)誤廃棄した7件の経過
平成25年12月6日(金曜日)の執務終了時に、当該7件の申請書等が本来の保管場所に見当たらないことが判明しました。申請書等が他の書類に紛れている可能性もあることから事務室内をくまなく調べたところ、再生用の紙くず入れの中に申請書等を1件毎に綴じている紙ファイルと同質のファイルのみがハサミで裁断され捨てられているのを発見しました。裁断されたファイルを一部復元したところ7件のうちの1件の方の氏名を確認しました。担当者に確認したところ今回所在不明の7件のうち6件はクリアファイルに、1件は紙のファイルに綴じており、その1件の方の氏名が確認できたこと、紙のファイルは分別の関係上ハサミで裁断することになっていたことや、複数の職員への確認により、誤ってシュレッダーしてしまっていたことが確認されました。
7件につきましては、11月27日(水曜日)に開催された障がい程度区分認定審査会にかけるために一時的に通常の保管場所から取り出し、かごに入れ保管しておりましたが、他の書類をシュレッダーにかける際に同じ場所にあったことから、まぎれてシュレッダーしてしまったものです。
2 誤廃棄した個人情報
ファイルの中には7名の方の過去5年以内に申請されたサービスに関する申請書等が綴られていました。記載されている個人情報は下記のとおり。
氏名、住所、生年月日、性別、連絡先、主治医、手帳情報、現在のサービス利用状況、介護保険の利用状況、世帯状況、収入等の状況、知的障がい・精神障がいに対する聞き取り内容、心身の状況、医療機関の受診の状況、日常生活の状況、住宅状況と地域環境、受給者証番号、認定日、認定結果、認定有効期間、月額負担上限額、課税区分、収入額、生活保護区分、サービスの種類・内容・支給量・支給決定期間、傷病名、入院歴、特別な医療、心身の状態に関する意見、サービス利用に関する意見、その他特記すべき事項、精神症状評価、能力障がい評価、生活障がい評価、支給決定にあたり勘案すべき事項、今後のサービスの利用意向。
3 判明後の対応
申請書等の誤廃棄に関わるご本人並びに関係者の皆様に対して、12月9日から10日にかけて事情を説明し、お詫びを申しあげるとともに、再度申請書の提出をお願いし、6名の方には了承していただきました。1名の方には連絡を取っているところであり、今後説明に努めてまいります。
なお、障がい福祉サービスを受けるための支給決定事務を遅滞なく進めさせていただくとともに、今回の誤廃棄により、申請者にサービスを受けていただく際の支障はない事を確認しております。
4 今後の対応
西成区役所保健福祉課(福祉担当)では、さまざまな福祉サービスに関わる多くの個人情報を扱い保有することから、個人情報の重要性を認識し、慎重に取り扱うよう努めてまいりましたが、今回の事案につきましては、当該7件の申請書等と不要な書類を誤って同じ場所に保管してしまったため発生したものと考えております。したがいまして不要な書類の一時保管場所については現在とは異なった場所に確保し、不要な文書と必要な文書の保管場所を確実に分離し、またシュレッダーする際には複数で確認する体制を整えます。さらに、所定の保管場所への適切な保管の徹底を図り、確実に処理確認を行うとともに、迅速かつ正確な事務処理に努めます。
西成区役所では、個人情報の適切な取り扱いを全職員に周知するなど個人情報保護の取り組みを進めておりますが、今回の事案を厳粛に受け止め、今後同様の事案を排除するために、今一度、個人情報の保護及び適切な事務処理に万全を期すことを改めて周知徹底し、再発防止に努めてまいります。
情報ソース
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/nishinari/0000246630.html
PR
この記事にコメントする