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東住吉区保健福祉センター保健福祉課(生活支援担当)における「診療状況について(照会)」の誤送付による個人情報の漏えいについて
[2014年1月22日]
問合せ先: 東住吉区保健福祉センター 保健福祉課 生活支援担当(06-4399-9863)
平成26年1月22日 14時発表
大阪市東住吉区保健福祉センター(生活支援担当)において、個人情報の記載された書類「診療状況について(照会)」を、別医療機関あてに誤送付したことによる個人情報の漏えい事故がありました。個人情報の漏えいという重大な事態を発生させ、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、市民の皆様の信頼を損ねてしまいましたことを深くお詫び申し上げます。
1 概要と事実経過
平成26年1月10日(金曜日)に発生した漏えい事故(平成26年1月14日報道発表)に関して改めて全件確認を行ったところ、照会先医療機関を取り違えて発送したことによる漏えい事故が新たに11件判明しました。
2 発生の原因
東住吉区保健福祉センター(生活支援担当)では、次年度の生活保護受給者の方の援助方針を決定するにあたり、その方々の病状を把握するため、平成25年12月に「診療状況について(照会)」を作成し、平成26年1月に医療機関あてに2,445件を一斉に発送しました。
「診療状況について(照会)」の一斉発送は、件数が大量であることから事務の効率化を図るため、東住吉区独自の方法として3年前から福祉システムから照会に必要なデータを抽出したリストを出力し、そのリストを参考資料として各担当者が送付先一覧等を作成した後、システムにより照会書を作成し、一括で発送を行っています。
今回の事故は、各担当者が上記の参考資料を活用して新たに送付先一覧等を作成するところ、業務引継ぎの不徹底から、参考資料のみで照会書を作成するという事務処理を行ってしまいました。参考資料のリストには医療機関を特定する医療機関コードを記載していなかったことや、システムの検索にあたって医療機関コードの入力を必須とする方法が徹底されていなかったため、医療機関名のみの選択入力で照会書を作成してしまい、その後の担当内における宛先の確認が不十分であったために発生したものです。
3 漏えいした個人情報
「住所」、「氏名」、「年齢」、「生年月日」、「生活保護適用状況」
4 事故後の対応
1月22日(水曜日)までに、関係医療機関に連絡、訪問のうえ、誤送付の経過を説明しお詫びを申し上げ全件回収するとともに、個人情報の漏えいに至った方11名の方に連絡のうえ経過の説明と謝罪を申し上げご了承をいただきました。
5 再発防止策について
個人情報につきましては、細心の注意を払い慎重に取り扱うように努めてきたところです。しかしこのたび漏えい事故を防止できなかった事実を真摯に受け止め、システム検索を活用した文書作成にあたっては、複数項目入力での検索を徹底いたします。
特に医療機関の検索にあたって、医療機関コードによる検索を優先して入力段階での誤りをなくすこと、担当者が医療機関コード、医療機関名を記載したリストを作成し、照会書を印刷された段階で他の担当者がチェックすることを必須とする等、事務の改善を担当内に徹底し、個人情報の取り扱いに万全を期するよう再発防止に取組んでまいります。
情報ソース
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/higashisumiyoshi/0000251112.html
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