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平成26年5月29日
報 道 発 表 資 料
業務報告用 USB メモリの紛失について
中原区役所保健福祉センターと地域包括支援センターの業務実施報告に用いる USB メモリの一つの所在が不明となっていることが、5月26日(月)に判明しました。
1 事実の概要
高齢者の医療・福祉・介護の総合相談窓口である地域包括支援センターは、毎月業務実績報告書を区役所保健福祉センターに提出することとしています。5月26日(月)昼、区内6か所ある地域包括支援センターのうち1か所から USB の返却を求められましたが、所管する高齢・障害課は保管していませんでした。その後、区と地域包括支援センター双方で点検をしましたが、USB メモリの存在が確認できていません。USB メモリには、1,696人分の個人情報が含まれています。
2 業務報告書の内容
○地域包括支援センターは、川崎市から委託を受け、高齢者の様々な相談に応じる総合相談支援業務、成年後見や財産管理の支援を行う権利擁護業務、介護予防ケアプランの作成、地域のネットワークづくり支援等を行っています。これらの事業について、毎月の実績を翌月に、「業務実績報告書」、「主催事業実施報告書」、「地域包括ケア連絡会議実施報告書」、「実態把握名簿」の四つの報告書を用い、USB メモリにより区役所に報告があります。
○「業務実績報告書」に支援対象者氏名を記載する欄がありますが、パスワードの設定はしていません。
○「実態把握名簿」には、事業別の件数のほか、個別の相談対応等に関する情報が含まれており、相談者の氏名、住所、生年月日、電話番号、要介護度、世帯状況、緊急連絡先の氏名、電話番号等の個人情報が含まれています。これらの重要なデータについては、パスワード設定によりセキュリティを確保しています。
3 確認している事実・経過等
○USB は毎月10日までに受理することになっています。4月18日にデータを取り込み、その後の所在が不明となっています。5月26日に判明した以降、中原区役所、地域包括支援センター双方において確認できる箇所を点検しましたが、現在も所在が不明のままです。
○USB の保管については、鍵の掛かる保管場所に印鑑ケースに入れて保管していました。
○USB メモリの持ち出しについては、鍵付きケースに格納する等の川崎市セキュリティ基準に則った取り扱いがなされていませんでした。また、健康福祉局作成の報告書提出の手順にある「受取確認簿」による管理の不徹底が紛失の原因の一つと考えられます。
4 今後の対策
引き続き USB メモリの所在確認を行うとともに、川崎市で定めている情報セキュリティ基準を遵守の上、健康福祉局において定められた業務報告書提出の手順に従い、受取確認簿により区担当者の確認を確実に行い USB メモリの管理を徹底することで常に所在を明らかにし、再発防止に努めてまいります。
川崎市中原区役所保健福祉センター
高齢・障害課 浅川
電話 044-744-3216
情報ソース
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/cmsfiles/contents/0000058/58414/hpoudousiryou.pdf
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