自分の個人情報が漏えい・流出被害の対象でないことを確認するためのサイトです。 ISO27001(情報セキュリティISMS)、JISQ15001(プライバシーマーク)取得企業は、他の企業の対応事例を参考にして下さい。 自らの非を認め、公表してくれる企業は、信頼できる企業ということがいえます。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
個人情報が含まれたUSBメモリの紛失について
平成27年1月6日
九 州 大 学
九州大学病院の医師が,患者さん91名の個人情報が含まれた個人所有のUSBメモリを紛失しました。
本学においては,個人情報の取扱いに関する規程の遵守及び個人情報の適切な管理に努めて参りましたが,このような事態を招き,患者さんをはじめ関係する皆様方に多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
なお,本日の発表においては,個人情報保護に配慮した発表とさせていただきますので,ご理解のほどお願いいたします。
1.経緯
平成26年12月18日(木),九州大学病院の医師が九州大学病院から自宅へ帰宅後,21時頃に自転車で外出した際,バイクに乗った二人組に,患者さんの個人情報が含まれたUSBメモリを入れていたバックをひったくられました。ひったくりの直後に警察へ通報し,被害届・盗難届を提出しましたが,現時点においてUSBメモリは発見できておりません。
なお,紛失したUSBメモリにパスワードは設定しておりませんでした。
2.紛失した個人情報の内容
紛失したUSBメモリには,当該医師が研究のために収集した患者さん91名のデータが保存されていました。
当該個人情報データの内容は,母体の氏名,年齢,使用した子宮収縮抑制剤の名称,細菌検査の結果,出生した児の体重,性別,生後の発達・発育状態でした。なお,母体及び児に関するその他のデータも含まれておりましたが,これらについては記号化等されており,内容の識別はできないものとなっております。
また,現時点においては,紛失した個人情報の転載や流用の事実は報告されておりません。
3.該当する患者さんへの対応
該当する患者さんに対し,1月5日(月)までに電話等で状況のご説明とお詫びを申し上げ,さらにお詫びの文書を送付いたしました。
4.再発防止に向けた今後の取り組み
本学では,これまで個人情報保護の適切な管理に取り組んでまいりましたが,このような事態を招いたことを深く反省し,職員等に対して個人情報保護の重要性を再度徹底し,再発防止に努めてまいります。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
【お問い合わせ先】
九州大学病院事務部総務課
TEL:092-642-5002, 5003
情報ソース
http://www.kyushu-u.ac.jp/entrance/index_read.php?B_Code=6386
PR
この記事にコメントする