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市立小学校教諭のUSBメモリ紛失について(概要)
我孫子市教育委員会
標記の件について、下記のとおり発生したので報告します。
1 概 要
市内小学校教諭が、児童の個人情報の入ったUSBメモリを紛失した。
当該教諭は、平成22年12月2日(木曜日)19時まで、私物のUSBを使用して、生徒指導の提案文書の作成を行った。その後、児童の個人情報の入ったUSBメモリを含め、収納したUSBメモリケースをリュックの中に入れ持ち帰った。
翌12月3日(金曜日)16時頃に学校でUSBメモリを使用しようとして紛失に気づき、退勤後、家の中を捜した。12月4,5日(土・日曜日)に当該教諭一人が、また、12月6日(月曜日)に全職員が職員室、教室、特別教室、更衣室、当該教諭の車内等、手分けをして捜した。その後も発見できなかったため、12月8日(水曜
日)遺失届を我孫子警察署へ提出した。今後も継続して捜していく。
なお、公用USBメモリを管理職に無断で学校から持ち出すとともに、私物USBメモリへ個人情報を記録していた。
2 個人情報の内容(児童のべ200名分)
○個人情報の入った私物USBメモリ 2本(1本はコピーしたものなので同一内容)
・H17からH22年度に担任した児童の成績一覧表及び児童名簿
(パスワード設定 有 )
・H22年度担任学級緊急連絡網とH20年度担任学級児童顔写真付き名札
(パスワード設定 無 )
*個人情報以外
・学級で使用する学習プリント、掲示物データ
◇個人情報の入っていないもの3本(公用1本、私物2本で内1本は空)
・H22年度2学期通知票作成入力用枠データ(公用USBメモリ)
・学級で使用する学習プリント、掲示物データ(私物USBメモリ)
3 事後の対応
(1)12月9日(木)に市内臨時校長会議を開催し、事故の概要を説明し再発防止について周知した。12月10日(金)に当該校で臨時保護者会を開催し、保護者へ事故の説明と謝罪を行った。
(2)当該学校では、当該児童及び保護者に情報紛失の事実を報告するとともに、今後起こりうる二次的な被害を防止するために、保護者との連絡体制を整える。
(3)臨時保護者会では、「管理職の管理不十分」「勤務の条件整備の必要性」「個人情報の一括管理ができるシステム導入」「最前線の教員を守る体制づくり」など、また、「この学校で勤務した喜び」「担任を守りたい」などの意見があった。
(対象児童数:177名 参加数:91家庭)
(4)私物USB使用厳禁、個人情報について厳格に取り扱うよう、改めて周知徹底を図るとともに、全教職員の不祥事防止に対する意識を高めるよう校長へ通知した。
情報ソース
http://www.city.abiko.chiba.jp/index.cfm/18,71404,c,html/71404/20101216-104748.pdf
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