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2011/3/9
個人情報の漏えいについて
三豊総合病院
院長 白川 和豊
この度、当院では、患者様の診断名、手術名等の個人情報が保存された USBメモリを職員が院外に持ち出し、紛失していたことが判明しました。今回、このような事態を招いたことにつきまして、深くお詫び申し上げます。
当院では、個人情報を取り扱う事ができる者を業務上必要最低限の範囲に限定した上で、守秘義務を厳密に確保した情報管理体制をとってまいりました。
しかし、病院職員に対する管理不足により、患者様の信頼を裏切る結果となってしまい、誠に申し訳ございません。流出した情報の件数や項目について特定できましたので、関係の皆様方にお詫び並びにお知らせ致します。
1.事実経緯
平成 23 年 2 月 5 日(土)、USB メモリが紛失していることに気付き、病院、自宅、外出先などを探したが、見つからなかった。紛失の報告を受けた後、当院の顧問弁護士と今後の対応について協議を重ねるとともに監督官庁及び警察へ届出を行った。また、当該職員に対しては、戒告処分とする。被害に遭われた 85 名の患者様に対しては、2 月 24 日(木)より、直接面談(場合によっては電話)にて、今回の報告及び謝罪を行っている。3 月 8 日(火)現在、80 名の患者様に対して報告及び謝罪が終了している。
2.流出した情報の範囲
内容 2007 年 1 月〜2010 年 7 月の間に椎弓形成術等を施行した患者リ
スト 件数 85 件
項目 「患者 ID」「患者氏名」「年齢」「性別」「診断名」「術式」「手術年月日」「手術高位 1」「手術高位 2」「手術高位 3」「嚢腫の有無」「嚢腫発生高位」「発生時期」「椎間関節水腫の有無」「嚢腫消退の有無」「嚢腫消退の時期」
3.発生防止策
これまで当院では、情報セキュリティへの取り組みとして「個人情報に関するポリシー」「セキュリティポリシー」を定め、個人情報の取り扱いに関する職員への周知・教育等を実施し、個人情報の保護に努めてきた。しかし、今回の事態を厳粛に受け止め、再発を防ぐために、医療安全委員会において、原因の徹底究明を進めている。既に実施済の対応策として、院内情報システムから抽出した個人情報が含まれるデータを使用する場合は、匿名化処理を施した後、パスワード付きの圧縮をし、データ抽出依頼をした職員以外は内容を容易に参照できないようにした。また、今後の対応策として、個人情報に関する職員の意識改革に取り組むとともに注意喚起を促し、個人情報保護の徹底に努める。
4.問い合せ窓口(事故に関する連絡先)
香川県観音寺市豊浜町姫浜 708 番地
Tel:0875-52-3366(代表)
三豊総合病院 事務長 村上 竜
情報ソース
http://www.mitoyo-hosp.jp/press.pdf
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