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2010年08月13日
平成22年8月12日
人吉市市民部納税課・総務部総務課
【報道資料】市民部納税課における個人情報の流出について
平成22年8月6日付け発送の公文書において、個人情報が流出するという事件が発生しましたので、下記のとおり公表します。
関係者の皆様及び市民の皆様に、多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことに対し、心からお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。
なお、田中信孝市長は、平成22年8月12日午後5時30分から市役所で会見を開いて、関係者及び市民の皆様に陳謝するとともに、信頼回復と再発防止について言及しております。
記
1 事件の発生日
平成22年8月6日付け発送
2 事件の概要
滞納者7名に対し、第3回人吉市期間公売会(H22.6.21~25)と第4回人吉市期間公売会(H22.7.20~23)の配当計算書を平成22年8月6日に発送。その際の添付書類に当該滞納者本人以外の滞納者とそれぞれの落札者の個人情報を記載した内部資料を誤って送付したもの。
3 個人情報の流出内容
(1)第3回人吉市期間公売会分
・滞納者3名分(本人及び本人以外2名分)の氏名
・落札者7名分の住所・氏名・電話番号
(2)第4回人吉市期間公売会分
・滞納者4名(本人及び本人以外3名分)の氏名
・落札者5名分の氏名
※(1)、(2)に落札者の重複2名あり。
4 事件の経緯について
(1)平成22年8月9日、配当計算書を送付した計7名のうちの1人であるA氏から電話連絡があり、「書類の中に他の滞納者と落札者の名簿・住所・連絡先が記載されている。なぜこのようなものを送ってきたのか教えてほしい。一番心配なのは他の人(滞納者)にも同じものを送っていないか心配。」という内容の指摘があった。
(2)この電話連絡により、発送担当者ほかが個人情報の流出に気づき、8月9日から8月11日にかけて、個別訪問により、送付対象者である滞納者7名全員への事情説明、謝罪及び当該書類の回収を行った。
(3)8月11日に、個別訪問により、落札者延べ12名(実数10名)全員へ事情説明と謝罪を行った。
5 事件の原因について
納税課において滞納者の個人情報の保護は基本的なものであるが、単純な作業手順のミスにより、かかる事態となり、結果として、これに対する考え方が希薄であったといわざるを得ない。
(1)発送担当者は7月1日の人事異動により現部署に配属され、公売代金等の充当事務が初めてであり、不慣れであったこと。
(2)他業務も重なり繁忙期であったため、遅れていた作業を早く取り戻そうと確認を怠ってしまったこと。
(3)組織として書類のチェック体制に不備があったこと。
6 今後の対応について
複数の課員による組織的チェック体制の強化を図るべく、事務手順の見直しを行う。
この記事に関するお問い合せ
総務部 総務課 職員係
TEL:0966-22-2111(内線2121)
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