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平成 24 年4月1日
患者様並びに関係各位
日本赤十字社医療センター
院長 幕内 雅敏
個人情報の紛失についてのご説明とお詫び
このたび当センター眼科医師が、患者様の情報が入っているノートパソコンを電車内に置き忘れるという事態が生じました。事が起こったのは3月23日(金)の19時前後のことであり、速やかに警察や JR に対し届出をしております。また、控えのデータに記載があった患者様に対しましては文書にてお知らせすると同時にお詫びを申し上げました。現在までのところ逸失したノートパソコンは発見されておりません。なお、リストが入っているファイルはパスワードが設定されておりました。
当該パソコンにはこれまで当センターで緑内障インプラント手術をお受けになった患者様のうち約150名の方のリストが入っておりました。情報としては、氏名、ID 番号、年齢とアルファベットの略語で書かれた病名や手術名などが掲載されておりました。なお、生年月日や住所、電話番号などは入っておりません。
本件のデータ収集は、眼科チームで緑内障インプラント手術の成果を検証する研究のために行われたもので、研究の実施そのものについては院内の臨床研究倫理委員会の承認手続きを受けておりました。しかし、上記のとおり、患者情報を院外に持ち出すに当たって必要となる匿名化が不十分でした。
私どもは、平成17年に個人情報保護法が施行されて以来、従前から法令で医療者に課せられておりました守秘義務に加え患者様の情報管理にはより厳重に対処すべく体制の整備と職員の教育を行ってまいりました。しかし、このたびこのような事態が生じましたことに鑑み、外部への情報持ち出しに対し、規制をさらに強化する所存でございます。
今回の件で、患者様やご家族様に外部から直接ご迷惑が及ぶような可能性は極めて少ないと考えますが、万が一そのようなことがあった場合のご連絡や本件についてのお問い合わせは下記の担当者までお願い申し上げます。
<担当>(代表電話)03-3400-1311
業務部長 渡邊(内線 2123)、総務課長 林(内線 2126)
情報ソース
http://www.med.jrc.or.jp/hospital/personal_data_loss20120401.pdf
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