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個人情報を含むUSBメモリの紛失について
掲載日:2012年4月27日
平成24年4月27日
国立大学法人広島大学長
浅原 利正
本学病院(以下「当該病院」という。)の看護師(以下「当該看護師」という。)が、当該病院の入院患者(285人分)及び本学看護師(30人分)等の計315人分の個人情報を含むUSBメモリを当該病院内で紛失しました。
本学においては、個人情報の取扱いに関する規則を定め、個人情報の適切な管理に努めてまいりましたが、このたび、個人情報が入ったUSBメモリを当該病院内で紛失する事態となり、患者の皆さまをはじめ関係の皆様方に多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
当該USBメモリは院内での紛失であり、現時点で本件に係る個人情報流出のあったことの事実は確認されておりません。しかしながら、患者の皆さまや職員の個人情報を保存したUSBメモリの所在が確認されないことは重大なことであり、責任を痛感しております。
なお、このたびの発表につきましては、個人情報保護の観点から、患者の皆さま及び関係の皆さまに配慮した公表とさせていただきました。ご理解のほどをお願いいたします。
1 事実経過
当該病院の看護師が、患者さんの病床管理を行うことを目的として資料を作成し、これらのデータをUSBメモリに保存しておりました。
平成24年4月16日(月)夕方、当該看護師がUSBメモリをスタッフステーション内のパソコンに接続して資料作成をした後、紛失したものと思われます。当該看護師からの報告に基づき、同日夜から紛失したと思われる場所を捜してまいりましたが、現時点において発見に至っておりません。
2 個人情報の内容
(1)平成22年4月1日~平成24年4月16日までの入院患者に係るデータ
患者ID、患者氏名、年齢、診療科名、病名、手術日 285人分
(住所、電話番号、連絡先は含まれておりません。)
(2)平成23年度~24年度の看護師名簿データ
氏名、経験年数、評価 30人分
(住所、電話番号、連絡先は含まれておりません。)
3 該当される方に対する当該病院の対応
4月27日までに届くよう、該当者全員に対して、お詫びと状況説明のための文書を病院長名で送付させていただきました。
4 再発防止に向けた今後の取組み
当該病院の保有する患者さんの個人情報の保護につきましては、かねてより教職員に対し、厳正な取扱いの周知徹底を図っておりましたが、このような事態が二度と起こらないよう、個人情報の適正な管理について、以下のとおり教職員にあらためて注意喚起等を行いました。今後も継続して再発防止に取り組む所存です。
(1) 4月27日付けで、個人情報の管理の徹底について、教職員に対し注意喚起を行いました。特に、当該病院の教職員・院生等に対しては、4月23日付けで病院長から、個人情報の取扱いについて注意喚起を行いました。
(2) これまで、全教員に対してセキュリティを強化したUSBメモリを配付してきましたが、さらに、その利用範囲の拡大と使用の徹底を図ります。
(3) 引き続き、教職員の研修等を通じて、法令を遵守した個人情報の適切な取扱いに万全を期してまいります。
【お問い合わせ先】
広島大学病院
特命広報・調査担当役 山内
Tel:(082) 257-5418(ダイヤルイン)
情報ソース
http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/show/id/13865
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