自分の個人情報が漏えい・流出被害の対象でないことを確認するためのサイトです。 ISO27001(情報セキュリティISMS)、JISQ15001(プライバシーマーク)取得企業は、他の企業の対応事例を参考にして下さい。 自らの非を認め、公表してくれる企業は、信頼できる企業ということがいえます。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
大阪市立小学校における個人情報の紛失について
[2012年7月24日]
問合せ先:教育委員会事務局 指導部 初等教育担当(06-6208-9176)
平成24年7月24日 14時発表
大阪市立小学校において、平成24年7月17日(火)午後6時45分頃、50歳代の女性教諭が、担任をしている学級の遠足の写真など個人情報が含まれるSDカードが入ったデジタルカメラを紛失していたことが判明しました。
個人情報の紛失事案が発生したことにつきまして、深く反省し、再発防止に努めますとともに、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、市民の皆様の信頼を損ねることになったことに対しまして、深くお詫び申しあげます。
1.概要と事実経過
平成24年6月22日(金)当該教諭は、学校新聞に写真を掲載するため、遠足の写真のデータを確認しようとした際に、デジタルカメラとSDカードがないことに気付きましたが、管理職にその旨を報告していませんでした。
7月17日(火)の午後6時30分ごろ、当該学年の児童の保護者と名乗る男性から、「子供が、知らない男に、遠足の写真を見せられて『この子知っているか』と尋ねられたと言っているが、この事実を学校は確認しているのか」と連絡がありました。校長は、当該教諭に写真のことについて確認をしたところ、デジタルカメラとSDカードを紛失していることがわかりました。
7月21日(土)に所轄の警察署に紛失届を出しましたが、現在のところ発見されておりません。校長は全校児童に写真を見せられた事実があるか調べましたが、今のところそのような事実は確認されておりません。
校長は、当該教諭とともに、7月20日(金)の夕刻より関係児童と保護者に対して家庭訪問を行い、保護者に対して、個人情報の管理に対する認識の甘かったことや適正な管理ができていなかったことを謝罪するとともに、個人情報の管理を厳重に行うことを伝えています。
2.紛失したSDカードに含まれる個人情報
○当該教諭の担任する学級の児童29人の顔写真のデータ
○当該教委の担任する学級の遠足の写真25~30枚
3.再発防止について
教育委員会といたしましては、これまでも全学校園に対して個人情報の管理の徹底を指導していたにもかかわらず、このような事案を起こしたことについて重く受け止めております。
当該校においては、職員室のロッカーでカメラ本体を保管し、SDカードは、学年ごとに自分の机の引出で保管をするルールとなっていましたが、当該教諭はこれを守らず教室に放置したことが事故発生の原因です。また、当該教諭は紛失の事実に気付きながら報告を怠ったことについても極めて問題であり、今後、厳正に対処してまいります。紛失したデジタルカメラとSDカードについては、引き続き発見に努めてまいります。
こうした事案が発生したことから、個人情報となる写真のデータ及びSDカードの保管方法や管理体制について、改めてルールを整備し、全学校園での再度周知徹底を図り、管理指導してまいります。学校教育に携わる公務員としての職責について自覚を促し、個人情報の取り扱いに万全を期すとともに、市民の皆様の信頼回復に向けて努めてまいります。
情報ソース
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kyoiku/0000178323.html
PR
この記事にコメントする