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大阪市立大開小学校における個人情報を含むUSBメモリーの紛失について
[2012年10月23日]
問合せ先:教育委員会事務局 指導部 初等教育担当(06-6208-9196)
平成24年10月23日 14時発表
大阪市立大開小学校(福島区)において、平成24年10月15日(月)午前8時20分頃、40代の女性教員が児童の個人情報を記録した私用のUSBメモリーを紛失していたことが判明しました。
個人情報の紛失事案が発生したことにつきまして、深く反省し、再発防止に努めますとともに、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、市民の皆様の信頼を損ねることになったことに対しまして、深くお詫び申しあげます。
1.概要と事実経過
平成24年10月15日(月)午前8時20分頃、当該教員が、職員室の机上に置いている自分の筆箱の中に児童の個人情報が記録された私用のUSBメモリーが入っていないことに気づきました。
当該教員は、10月15日(月)から10月17日(水)午後6時まで校内を探しましたが見つからなかったために、校長に報告しました。その後、翌10月18日にも校長と教頭、当該教員で、校内を探しましたが見つかりませんでした。
10月19日(金)の職員朝会で、校長が全教職員にこれまでの経過の概要を話し、USBメモリーを探すように指示をするとともに、教職員全体に個人情報やUSBメモリーの管理について指導をしました。その後も全教職員で校内を捜索しましたが現在のところUSBメモリーは発見されておりません。
校長は、学級担任とともに、10月19日(金)夕刻より関係児童と保護者に対して家庭訪問を行い謝罪しております。
今後、全保護者に対して説明会等を通じて、個人情報の管理に対する認識の甘さ及び適正な管理ができていなかったことを謝罪するとともに、個人情報の管理を厳重に行うことを伝えてまいります。
2.紛失したUSBメモリーに含まれる個人情報
・本年度担任している学級の名前と1学期から現在までの国語(漢字)・社会・算数・理科のテスト結果(29人分)
・本年度担任している学級の通知表に記載する1学期の総合所見の内容(29人分)
・昨年度担任していた学級の通知表に記載する総合所見の内容(28人分)
・本年度と昨年度担任していた学級の行事の写真(100枚程度)
3.紛失したUSBメモリーのセキュリティの状況
メモリー自体や個人情報に関する文書ファイルにパスワードを設定していませんでした。
4.再発防止について
大阪市では私用のUSBメモリーでの児童の個人情報の保管を禁じており、許可を受けた記録媒体は必ず施錠できる場所に保管し、その使用に際しては、対象となるファイルにパスワード保護をかけるなどのなどのセキュリティ対策を講じることと定めておりますが、大開小学校においてはそのルールが徹底されておらず、当該教員においても私用のUSBメモリーに個人情報を保管したうえ、セキュリティ対策は講じておりませんでした。
大阪市ではこのことを重く受け止め、当該校に対しては、個人情報の管理について、校内規定の点検とともに管理の徹底を指導してまいります。
また各校に対しても、個人情報の含まれるUSBメモリーの取り扱いに関する調査を至急行うとともに、個人持ちのUSBメモリーに個人情報がある場合はすべて消去し、教育委員会に報告するよう通知を行います。
合わせて、個人情報の管理の徹底と更なる意識の向上について指導し、学校教育に携わる公務員としての職責について自覚を促し、再発防止に努めてまいります。
参考
大阪市立大開小学校
校長:山下 直人(やました なおと)
教頭:中戸 育代(なかと いくよ)
学級数:14学級(うち特別支援学級2学級) 児童数326名(5月1日現在)
情報ソース
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kyoiku/0000189160.html
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