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平成 25 年 1 月 31 日
大阪府知事
松井 一郎様
財団法人西成労働福祉センター
理事長 鹿嶽 宰
個人情報が記載された書類の紛失及び回収について(報告)
当財団で実施しているあいりん労働福祉センター内の清掃事業におきまして、清掃業務に従事した労働者の個人情報が記載された資料を紛失し、捜索していたところ、施設利用者からの届け出により現物を回収した事案が発生しましたので報告いたします。
本事案については、関係者の方々に深くお詫びいたしますとともに、今後、個人情報の適正管理を図り再発防止を徹底いたします。
本件の概要は以下のとおりでございます。
記
1、紛失・回収した文書に記載のあった個人情報
○平成 25 年 1 月 26 日(土)と 27 日(日)にあいりん労働福祉センター内の清掃業務に従事した労働者各 20 名合計 40 名の①氏名、②生年月日、③年齢及び監督者2名の氏名
2、事実経緯
(1)1 月 27 日(日)の午後 6 時頃(センター閉館後)
財団職員がセンター清掃委託業者から 26 日(土)と 27 日(日)に清掃業務に従事した労働者の個人情報を含む業務報告書を受領した。
受領した職員がセンター内の消毒作業を行うため施設内に置き忘れた。
(2)1 月 28 日(月)午前 8 時 30 分頃
当該業務報告書が見当たらないため紛失していることが判明。ただちに施設内を捜索するも発見に至らず。
(3)1 月 28 日(月)午後 1 時 20 分頃
施設利用者から届け出があり、現物を回収した。
なお、現時点で個人情報の外部への流出及び被害についての情報は確認されていない。
3、事故後の対応
(1)平成 25 年 1 月 30 日(水)
財団を所管する大阪府に本件の概要について報告した。
宿泊場所等の確認ができる 9 名の労働者の簡易宿泊所やアパートを順次個別に訪問したが、そのうち面会できた 1 名に事実経過の説明と謝罪を行った。
(2)平成 25 年 1 月 31 日(木)
清掃業務の紹介時等に面会できた12名の労働者に対して事実経過の説明と謝罪を行った。
(3)連絡がつかない労働者に対して、引き続き呼びかけを継続し、適宜説明と謝罪を行う。
4、再発防止のための今後の対応
今回の事案は、清掃業務に従事する労働者の雇用を確認するための名簿を安易に施設内で受領していたことが、紛失につながったため、清掃委託業者からの報告は直接事務所に届けさせる方式に改めました。
また、財団の業務全般にわたり、個人情報の記載が必要最小限となるよう検討します。
今回の事案を教訓として財団職員に対して個人情報の重要性を改めて再認識させるため、個人情報保護に関する研修を実施してまいります。
【連絡先】
あいりん労働福祉センター管理室
担当:寺田室長、松岡班長
電話:06-6632-1552
情報ソース
http://www.pref.osaka.jp/hodo/attach/hodo-12585_5.pdf
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