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大阪市立玉出中学校における個人情報を含むUSBメモリーの紛失について
[2013年2月19日]
問合せ先:教育委員会事務局 指導部 中学校教育担当(06-6208-9175)
平成25年2月19日 18時15分発表
大阪市立玉出中学校(西成区)の30歳代の女性教諭が、平成24年12月18日(火)以降、個人情報の入ったUSBメモリーを紛失していたことが判明しました。
個人情報の紛失事案が発生したことにつきまして、深く反省し、再発防止に努めますとともに、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、市民の皆さまの信頼を損ねることになったことに対しまして、深くお詫び申しあげます。
1.概要と事実経過
平成24年12月18日(火)22時頃、当該教諭が校内での使用に限定されたUSBメモリーを保管用ロッカーから出し、職員室内の共用パソコンで教材作成作業を行いました。作業終了後、教頭が既に帰宅しており保管用ロッカーの解錠ができなかったため、所定の場所に戻さず机上のペンケースに入れ、自身の机の引き出しに納め帰宅しました。
19日(水)に当該教諭がUSBメモリーを使い作業をするためペンケースを確認したところ、USBメモリーがないことに気づき、職員室内や念のため自宅も捜索しましたが発見できませんでした。
21日(金)当該教諭は教頭と校長に紛失について報告し、校長は引き続き捜索するよう指示しました。
25日(火)引き続き捜索をしているなかで、教頭は、USBメモリー内のファイルにはパスワードが設定され、職員室から持ち出されておらず、継続して捜索すれば発見されるであろうと考え、USBメモリーは発見されたと校長に報告してしまいました。
平成25年2月6日(水)に校長は、教頭及び当該教諭に、再度確認したところ、USBメモリーが未だ発見されていないことが分かったため、2月7日(木)に教職員に周知し改めて捜索をしましたが、現在も発見に至っておりません。
事案についての報告がたいへん遅れたことに対しまして、重ねてお詫び申しあげます。今後、詳細について調査を行い、厳正に対処してまいります。
2.紛失したUSBメモリーに含まれる個人情報
・1年生全員の英語の成績 132名分(提出物や忘れ物などの状況を点数化したもの)
・女子バスケットボール部員の名簿 15名分(名前、住所、電話番号、保護者名)
3.紛失したUSBメモリーのセキュリティの状況
USBメモリーは校内での使用に限定されたもので、個人情報に関する文書ファイルにはパスワードを設定している。
4.対応
平成25年2月19日(火)に警察署へ紛失届を提出しました。
また、同日午後7時より関係する保護者にお詫びをするとともに再発防止について説明する予定です。
5.再発防止について
教育委員会といたしましては、これまでも各校に対し個人情報の管理の徹底を繰り返し指導していたにもかかわらず、このような事案を起こしたことについて大変重く受け止めております。今事案につきましては、USBメモリーの管理者が不在である場合の取り扱いのルールが不十分であったこと、また学校外に持ち出しておらずパスワードもかかっていたため情報の漏えいはないという思い込みから事案の重大性に関する認識が甘かったことに問題がありました。当該校に対しては再度校内の管理規定の点検とともに、管理者不在が予想される場合は、当該管理者が使用中のUSBメモリーを回収する手順とする等、再発防止の徹底を図るよう指導しております。
また、コンプライアンスにつきましても、研修を深め教職員の意識改革を強固なものとし、教育公務員としての職責についての自覚を促し、信頼回復に努めてまいります。
情報ソース
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kyoiku/0000206671.html
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