自分の個人情報が漏えい・流出被害の対象でないことを確認するためのサイトです。 ISO27001(情報セキュリティISMS)、JISQ15001(プライバシーマーク)取得企業は、他の企業の対応事例を参考にして下さい。 自らの非を認め、公表してくれる企業は、信頼できる企業ということがいえます。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
保健所感染症対策課における結核の接触者健診関係書類の紛失について
[2013年7月17日]
問合せ先:大阪市保健所 感染症対策課(06-6647-0950)
平成25年7月17日 14時発表
大阪市では、結核を発症した患者(以下「初発患者」という。)と接触があり感染の危険性がある集団等に接触者健診を実施していますが、保健所感染症対策課において、接触者健診関係書類について初発患者及びその家族並びに関係者計74人分の個人情報を含む公文書の紛失が判明しました。
個人情報が記載された公文書を紛失するという事故を発生させ、関係機関の皆様に多大なる御迷惑をおかけしたことを深くお詫び申しあげますとともに、市民の皆様の信頼を損なうこととなりましたことを深く反省し、再発防止に努めてまいります。
また、書類の総点検や、異動者も含めて関係職員全員に聞き取り調査を行っていたため、発表が遅れましたことを重ねてお詫び申しあげます。
1 経過と概要
平成25年5月27日に、担当者が接触者健診を実施するため、書類を綴じているファイルを取り出そうとしたところ、書類一式がファイルごと所定の書類棚から無くなっていることに気付きました。
その後、関係書類や簿冊をはじめ、直接関係のない簿冊も含めて総点検を行ったほか、事務室内を徹底的に捜索し、併せて異動者も含めて関係職員全員に聞き取り調査を行いましたが、現在のところ発見には至っておりません。
接触者健診関係書類は、集団ごとに決まったファイルに入れ、決められた書棚に保管しています。疫学調査等の出張で書類を持ち出す際には、チェックシートで管理を行い、すべての書類について課への持ち帰りを確認していますので、外部流出の可能性は低いものと考えております。
今回の紛失につきましては、平成24年12月5日(水)に文書の廃棄処分を行った際に廃棄文書に紛れ込み、誤って廃棄処分を行った可能性があります。
なお、紛失した書類は他の資料により復元が可能でしたので、現在のところ業務に支障は出ておりません。
2 紛失した公文書
・結核健康診断(法第17条)実施報告決裁簿
・区保健福祉センター所長から保健所長あて集団健診の検討についての依頼文書
・検討依頼対象集団調査票
・結核患者登録票(初発患者)の写し
・集団健診検討会報告書
・集団健診チェックシート
・接触者健診結果
・接触者リスト(関係機関から提供されたもの)
3 紛失した個人情報
氏名、生年月日、性別、自宅住所及び電話番号、出生地、職業、既往歴 など
4 事故後の対応
平成25年7月10日に初発患者のご家族、平成25年7月11日に関係機関に本市職員が事情説明と個人情報を含む公文書の紛失についての謝罪を行いました。
5 再発防止について
当課では多くの個人情報を取り扱うことから、個人情報保護に関する意識の向上はもちろんのこと、各種書類の適正な管理について指導・徹底してまいりましたが、今回の書類紛失事案を厳粛に受け止め、文書管理の重要性を改めて課内職員に周知するとともに、次のとおり対策を講じ、再発防止に努めます。
・接触者健診関係書類の管理について
接触者健診関係書類を綴じたファイルは、所定の書棚に施錠して常時保管することを基本とし、使用の際は、「持ち出し中」の厚紙(持ち出し年月日及び持ち出し者を記載)をファイルの代わりに立て、併せてファイル持ち出し年月日、持ち出し者及び書棚に戻した年月日を記載した台帳を作成することにより、書類の所在を確実にします。
・書類の廃棄について
廃棄する際の書類確認を徹底いたします。
情報ソース
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kenko/0000133399.html
PR
この記事にコメントする