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個人情報紛失のお詫び
平成23年8月25日
各位
筑波メディカルセンター病院
病院長 軸屋 智昭
このたび当院で管理しております、入院患者さんの一部の情報が入った電子媒体(USBメモリ)を、病院手術室内において紛失するという事態が発生いたしました。紛失の経緯からは、病院外への個人情報流失の可能性は低いと考えておりますが、患者さん及び関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。また、当院はかかる事態を重く受け止め、下記の如く謝罪と共に経過及び対策についてお知らせ申し上げる次第です。
記
1.紛失情報
紛失件数 2010年4月~2011年7月に手術を受けられた方の一部 174名分
内容 患者さんの手術および褥そう(圧迫によって皮膚が赤くなること)に関連する情報
2.事態の経緯
8月1日 8時8分頃(PC内アクセスログより)、手術室内の記録室デスク上で、手術室担当看護師が、7月に手術を受けられた患者さんのうち、褥そう(床ずれ)の所見がある患者さんの情報をパソコンに入力し、専用のUSBメモリに保存した。USBメモリはデスクの引き出しの所定の位置に保管したと記憶している。その後手術に入り、手術中、術衣のポケットからペンなどを取り出して手術室内のトレーに置いたが、何を置いたのか記憶は定かでない。8月4日8時頃、再度入力作業を行おうとしたところ、USBメモリが無いことに気づいた。手術室は外部から入れないため、室内をくまなく探すとともに、術衣のリネン洗濯業者に確認するも発見できなかった。手術室内のゴミは医療廃棄物として既に焼却処理されていた。
個人情報保護責任者並びに病院長に報告し、緊急の対策会議を行い、経緯の確認、再捜索の指示、今後の対策を協議し、8月17日、茨城県保健福祉部に報告を行った。なお、現時点において、紛失した情報による被害は確認されておりません。
3.今後の対応
該当する患者さんに対し、お詫びと経過報告を個別にさせていただきます。今回の事態が発生しましたことを深く反省し、個人情報の保護に対する職員教育を徹底するとともに、USBメモリの撤廃および電子カルテシステムの改良を図り、再発防止に万全を期す所存です。
本件に関するお問い合わせ
筑波メディカルセンター病院 事務部長 中山和則、 渉外管理課長 山口敏彦
電話:029-851-3511
情報ソース
http://www.tmch.or.jp/hosp/info/2011-0825.html
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