個人情報漏洩事故（事件）一覧

長野県健康福祉部プレスリリース 平成 25 年（2013 年）5 月 29 日

精神医療費公費負担に関する書類等の紛失について

今般、精神医療費公費負担に関して個人情報を含む書類及び電子記録媒体の紛失事案が発生しました。

関係する皆様及び県民の皆様に深くお詫びいたします。

今後、このような事態が発生しないよう書類等の適正な管理を徹底し、再発防止に努めてまいります。

１ 概要

自立支援医療費(精神通院)及び精神保健福祉法に基づく措置入院に係る医療費に関して、県の扶助費及び審査事務手数料を支払うため、審査支払機関である長野県国民健康保険団体連合会（国保連）及び社会保険診療報酬支払基金長野支部（支払基金）から提出された平成 24 年９月診療分の連名簿及び診療報酬明細書(レセプト)等の関係書類、ＣＤ等の一部を紛失しました。

２ 紛失した関係書類等について

(１)医療費関係

・連名簿データ（９月診療分） ＣＤ１枚 13,235 件

・診療報酬明細書（レセプト）（９月診療分）ＣＤ２枚 15,665 件

(セキュリティロックが設定されており、紛失したＣＤのみでの閲覧はできない。)

・診療報酬明細書（レセプト）（９月分及び過誤調整等分） 134 件

・再審査等明細書 139 件

・再審査等通知書 139 件

・明細書等返付依頼書 7 件

・送付書及び件数内訳書等 ※

(２)介護保険関係

・介護給付費公費受給者別一覧表（９月診療分） 109 件

・再審査決定通知書 2 件

・過誤決定通知書 1 件 合計 29,431 件

※印以外の書類には、氏名・病名・受診医療機関・医療内容・処方内容・医療費等の全部又は一部が記載されている。（上記の数字は個人データの延べ件数）

３ 事実経過について

・平成 24 年 11 月上旬 審査支払機関から関係書類を受領

・平成 25 年３月 23 日 年度末の事務処理の中で保管場所にないことを確認

担当者が課内、倉庫等を探すが不明

・平成 25 年５月 13 日 担当係全員で課内、倉庫を探すが不明

・平成 25 年５月 22 日 健康長寿課全員で改めて課内を探すが不明

４ 紛失の直接の原因について

次のことから誤って廃棄した可能性が高いと考えられます。

・係員が外部に持ち出した事実や形跡が確認されていないこと。

・保管していた場所が、課の奥まった場所のため外部の者が立ち入ったり持ち出ししたりする可能性が極めて低いこと。

・職員が不在になる勤務時間外や休日には、課の入口が施錠されること。

５ 今後の対応(一部実施のものを含む)

(１)紛失データの取得

支払基金及び国保連へ再度の提供を依頼済み。

(２)関係者への謝罪

受給者(特定できた場合には該当者)及び関係機関へお詫び文書を送付

(３)今後の再発防止対策

今後このような事故を発生させないため、次の対応策を実施します。

・ 適正な保管場所の確保及び施錠等による書類管理の徹底

・ 課内でのチェック体制の整備（責任者の選定、相互チェック、定期的な点検の実施）

・ 文書の適正な管理に関する課内研修の実施

６ 問い合わせ先

長野県庁 健康福祉部 健康長寿課 精神保健係 電話 026(235)7109(直通)

健康福祉部健康長寿課精神保健係

(課長)小林 良清 (企画幹兼課長補佐)牧 弘志

(担当)須山 浩明

電 話：026-235-7109(直通）

026-232-0111(代表) 内線 2644

ＦＡＸ：026-235-7170

E-mail：kenko-choju@pref.nagano.lg.jp

情報ソース

http://www.pref.nagano.lg.jp/eisei/hokenyob/happyou/130529press.pdf